アメリカ4年目・久保裕也がメッシの眼前で劇的ゴラッソ!PK戦でも堂々1人目で登場し得点感覚健在をアピール

[写真:Getty Images]

FCシンシナティの元日本代表FW久保裕也が鮮烈な一撃を叩き込んだ。

【動画】シンシナティ久保裕也がメッシの前で目の覚めるようなゴラッソ!

2020年1月にベルギーのヘントからアメリカへと渡った久保。シンシナティでの4季目を迎える29歳は現地時間23日に行われた全米オープンカップ準決勝、リオネル・メッシらを擁するインテル・マイアミ戦に62分から途中出場し、目の覚めるようなゴールをたたき込んだ。

2点のリード時に投入された久保だが、チームはその後複数失点。メッシが2アシストを記録したインテル・マイアミが後半のアディショナルタイムに追い付き、試合は延長戦へ突入した。

さらに93分には逆転を許したシンシナティだったが、114分に久保が起死回生のゴール。左サイド深い位置からの折り返しがクリアされると、ボックス内左でこれを拾い、右足を一閃。強烈な弾道の一撃をネットに突き刺した。

シンシナティでは中盤起用も多かった久保だが、この日は[3-5-2]の2トップの一角に。世代別の日本代表ではエースとして存在感を発揮していたストライカーが、得点感覚の健在ぶりを見せ付けた。

試合は3-3のまま120分を終え、PK戦に突入。久保は先攻シンシナティの1人目として登場し、重圧の掛かる中でも右下隅へきっちりと成功させている。

ただ、チームは5人目が失敗し、PKスコア4-5で敗戦。惜しくも決勝進出とはならなかった。

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