川野将虎(小山町出身)銅メダル獲得 世界陸上35キロ競歩 2大会連続で今大会日本人選手初【速報】

ハンガリーのブタペストで開催されている世界陸上ブダペスト。日本時間8月24日午後に行われた男子35km競歩で、2022年アメリカ・オレゴンの銀メダリスト川野将虎選手(24、静岡県小山町出身、御殿場南高卒、旭化成所属)が銅メダルに輝きました。川野選手のメダル獲得は2大会連続、さらに今大会日本人選手初のメダリストとなりました。

川野選手はレース序盤から先頭集団をキープし続けると、残り2周でA. マルティン選手(スペイン)、B.D.ピンタード選手(エクアドル)とのメダル争いとなります。最後は力尽きたものの、2時間25分12(速報値)の3位でフィニッシュ、堂々の2大会連続メダリストに輝きました。

川野選手は、レース後のフラッシュインタビューで「オレゴン大会に続いてメダルを獲得できたことは本当に光栄なこと。この大会に臨むにあたって、本当に平坦な道のりではなく、辛い道のりだったが、支えてくれる方、応援してくれる方々のおかげでこの舞台に立つことができた。これまでの取り組みが間違いではなかったことを証明するため、今回歩いた」と語りました。

【世界陸上男子35km競歩結果】
1位 A.マルティン(29、スペイン)2時間24分30
2位 B.D.ピンタード(28、エクアドル)2時間24分34
3位 川野将虎 2時間25分12

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