就実大に2025年度、心理学部設置目指す/学園が発表【岡山市】

心理学の視点から社会的課題を解決できる人材を育成するため、岡山市の就実大学は8月24日、心理学部の2025年度開設を目指すと発表しました。
大学を運営する就実学園の西井泰彦理事長らが記者会見を開き、発表しました。
就実大学には現在、教育学部に初等教育と教育心理の2つの学科を設けていますが、2025年4月から教育心理学科を学部として独立させます。
教育心理や臨床心理といった従来の学びを踏襲したものや、心の働きを科学的に解明する「心理データサイエンスコース」など、合わせて4つのコースを設置。
定員は現在の学科の62人から100人まで増やす見込みで、来春までに文部科学省に設置申請を行います。認可されれば2014年に開設された経営学部以来、11年ぶりの新学部となります。
また、心理学部の開設に伴い、教育学部は学科に乳幼児教育や小学校教育など3つのコースを設置する構想も併せて発表されました。

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