玄関は施錠され鍵は玄関先に 宮城・柴田町男性殺害事件で容疑者2人送検

宮城県柴田町の住宅で男性が殺害され男性の次男ら2人が殺人の疑いで逮捕された事件で、住宅の玄関は施錠され鍵は玄関先にあったことが分かりました。

4月17日未明、柴田町西船迫の住宅の敷地内で住人の村上隆一(さん(54)の腰を刃物で刺して殺害したとして、次男の直哉容疑者(24)と長男の妻の敦子容疑者(47)が逮捕されました。

警察への取材で、村上さんの家の玄関は施錠されていて、鍵は玄関先にあったことが 分かりました。抵抗した際にできる傷は無く、不意打ちで背後から刺された可能性があるということです。

2人が暮らす自宅の近所の人は、この家に多くの人が出入りしていたと話します。

近所の人「結構車がいっぱい出入りというか5、6台あるのかどうかという感じで見てたんですけど、結構色々な方がいらっしゃるんだなっていうだけの印象でしたね」

この事件では、敦子容疑者の知人の松野新太容疑者(49)と妻のみき子容疑者(43)が証拠隠滅の疑いで逮捕されていて、警察が全容解明を進めています。

今回の事件では4つの容疑で計6人が逮捕されています。殺人の疑いで逮捕された直哉容疑者は村上さんの次男で、敦子容疑者は長男の妻です。
証拠隠滅の疑いで逮捕された松野新太容疑者とみき子容疑者は夫婦です。新太容疑者と敦子容疑者は知人関係です。

この他、詐欺事件と詐欺未遂事件で村上さんの長男、保彰被告と敦子容疑者の姉、市瀬恵美被告が逮捕、起訴されています。

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