"気分屋な犬"の特徴や共通点4つ!感情の起伏が激しいときに飼い主が取るべき対応とは

気分屋な犬の特徴や共通点

気分屋なペットといえば猫を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、実は犬にも気分屋の特徴がある子はいるんですよ。

今回は『気分屋な犬の特徴や共通点』をご紹介しますので、愛犬に当てはまるかチェックしてみてください。

1.気分によってご飯を食べない

いつもと同じドッグフードをいつも通り与えているのに、愛犬がなぜか食べるのを嫌がることはありませんか?

飽きてしまったのかと思いきや、次の日に与えてみると美味しそうに食べている…。このように、ご飯を気分によって好き嫌いする犬には、気分屋の傾向があります。

ご飯を食べたり食べなかったりする犬は、「今日はこのご飯の気分じゃない」「もっと美味しいご飯が食べたい」などと考えているのかもしれません。

2.飼い主の呼びかけや指示を無視することがある

気分屋な犬は、飼い主から指示をされたり名前を呼ばれても聞こえないフリをして無視することがあります。

犬といえば、大好きな飼い主さんに名前を呼ばれると飛んで駆けつけるイメージがありますが、気分屋の犬は少しでも面倒に感じると微動だにしません。

自分の機嫌が良い時や、飼い主さんの側へ行くと良い事があると確信している時だけ反応する犬が多いです。

3.散歩に行きたがらないことがある

日によって散歩に行きたがらない犬も気分屋だといえます。

普段は楽しそうに散歩している犬でも、気分が乗らない日は飼い主さんがリードを引っ張っても何をしても嫌がって動こうとしません。なかには散歩に連れていかれる気配を察し、家の中で隠れてしまう犬もいます。

雨の日や寒い日に散歩を嫌がる犬もいますが、気分屋の犬の場合は天候は関係なく単純に気分で散歩に行くかどうか決めてしまうようです。

4.機嫌が悪い時は攻撃的になる

気分屋の犬は、機嫌が悪いといつもより攻撃的になることもあるので注意してください。

普段は大人しく受け入れているブラッシングやスキンシップでも、機嫌が悪いと飼い主さんに対して「ヴ~」と唸ったり歯を剥きだして威嚇することがあります。

攻撃性が増すとガブリ!と噛みつくこともあるので、接し方の見直しやトレーニングのやり直しをしましょう。

感情の起伏が激しい愛犬に飼い主が取るべき対応

気分屋の愛犬は、甘やかし過ぎないようにしましょう。

愛犬の行動や反応がころころ変わるからといって飼い主さんは振り回されず、どっしりと構えて一貫性のある対応をするようにしてください。

例えば、犬が気分でご飯を残す時は、別のご飯を与えたり豪華なトッピングを乗せるのではなく、15分ほど待ってから片付けてしまうなどしましょう。

犬の気分に合わせすぎてしまうと、「ワガママをいえば好き放題できる」と犬はさらにその日の気分次第で行動するようになってしまいます。

犬も人間と同じように調子が良い日と悪い日がありますので、ある程度は犬の機嫌に応じた対応をすることも必要ですが、メリハリをつけてしつけをすることが大切です。

まとめ

犬は性格に個性があるので、噛むなどの問題行動がなければ少しくらい気分屋でもあまり心配はいらないでしょう。

散歩に行きたがらない、名前を呼んでも反応しない、急に攻撃的になったなどは加齢による影響や病気なども考えられますので、不安に感じる場合は一度かかりつけの獣医さんに相談してみるのが安心です。

感情の起伏が激しい愛犬への対応は難しいかもしれませんが、ストレスを解消することを意識したり、うまくできた時に褒めるなどしてうまく付き合っていきましょう。

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