「艶やか…」朝ドラのトップ芸者役が話題、その正体に納得の声

土佐の広大な自然で生まれ育った主人公が、成長しやがて植物学者として名を残す連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。8月24日放送の第104回では、寿恵子が叔母・みえの料亭で働きはじめ、ある情報を耳にするシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

菊千代を見つめる寿恵子(浜辺美波)、相島圭一(森岡龍)、岩崎弥之助(皆川猿時)、手前右から恩田忠教(近藤公園) (C)NHK

叔母・みえ(宮澤エマ)の料亭で、仲居として働きはじめた万太郎(神木隆之介)の妻・寿恵子(浜辺美波)。料亭には、実業家の岩崎弥之助(皆川猿時)や陸軍大佐の恩田(近藤公園)といった要人が集まっていた。

そんななか、宴会の場に芸者の菊千代(華優希)が現れ、弥之助が「菊」にちなみ菊の品評会を開催することを宣言する。一等を取った菊は500円という高額で買い上げられることを知った寿恵子は、植物採集に出る万太郎に菊の採集を頼むのだった。

今回の放送では、みえの料亭「巳佐登」で人気の芸者・菊千代が登場。かつて母・まつが柳橋で評判の芸者だったことから、菊千代の仕事を眩しそうに見つめる寿恵子のシーンが描かれた。

菊千代役を演じたのは、元宝塚歌劇団花組のトップ娘役で、朝ドラには初出演となる華優希。SNSでは「菊千代姐さん、艶やか」「格の高い芸者であることが、素人にもすぐ伝わってくる」「華優希さん演じる菊千代の出で立ち、本当に気品があるなぁ」など、所作や舞を絶賛する声が相次いでいた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。8月25日放送の第105回では、万太郎が寿恵子に頼まれた通り菊を持ち帰る。

文/つちだ四郎

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