大規模地震で列車が脱線したことを想定 JR東海がHC85系車両で復旧訓練

JR東海は、大規模地震で列車が脱線したことを想定した訓練を行いました。

訓練は、特急「ひだ」などで使われているHC85系の先頭車両が地震で脱線したという想定で行われ、職員らがジャッキを使って車両を持ち上げ、線路に戻す作業を行いました。

(JR東海 名古屋車両区 田中寿樹区長)
「お客様に安全に鉄道をご利用いただくために、様々な訓練を積み重ねて当社の非常時の対応力の向上に努めていきたい」

訓練では、車輪をレールにうまく乗せられたかを、カメラで遠隔で確認しながら作業する方法が試験的に導入されました。

© CBCテレビ