富山駅西の商業施設、名称「牛島パークウエスト」 3棟に6店、24年春開業

 富山ターミナルビル(富山市桜町、水田整社長)は24日、富山駅西側に新設する商業施設の名称と概要を発表した。「牛島パークウエスト」で、3棟に計6店舗が入居予定。近隣住民や駅利用者らが日常的に利用する拠点として2024年春の開業を目指す。

 牛島公園そばで、あいの風とやま鉄道本社の西側にある約2820平方メートル。用地を保有するあいの風と富山ターミナルビルが22年に開発協定を結んだ。

 2階建ての西棟は、散策やサイクリングなど屋外活動を促す「アクティブライフステージ」とする。県内初進出のスポーツ自転車店「ジャイアントストア」が1階に入り、多彩なモデルの販売やレンタルを行う。2階のテナントは未定。

 東棟と中央棟はともに1階建て。東棟はバーベキューエリアで、買い出しや事前準備が不要の「手ぶらバーベキュー」を提案する。中央棟には日常生活に役立つサービスなどを提供する3店が入る予定。

 3棟の延べ床面積は約795平方メートル。35台分の平面駐車場と8台分の駐輪場を設ける。9月13日に起工式を行う。

© 株式会社北日本新聞社