【ブダペスト共同】ブダペストで開催されている陸上の世界選手権で24日、選手らをサブトラックから競技場へ運ぶカート同士の衝突事故が起きた。当該カートには男子200メートル準決勝1組に出場前の飯塚翔太(ミズノ)や、100メートルとの2冠を狙うノア・ライルズ(米国)らが乗っていた。
アクシデントの影響で3組ある準決勝の実施順が変更され、2組と3組の後で1組が最後に回った。また1組のアンドルー・ハドソン(ジャマイカ)とボランティア1人が検査を受けた。受検後に出場したハドソンは組5着で落選し「目の前は少しぼやけていたが、ベストを尽くした」と気丈に話した。