米、ワグネル活動を注視 「真の脅威は組織」

7月に公開された、ベラルーシ特殊作戦部隊員とワグネル戦闘員の画像=ブレスト州(ベラルーシ国防省提供、AP=共同)

 【ワシントン共同】米国防総省のライダー報道官は24日の記者会見で、ロシア民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が乗っていたとされる小型機が墜落したことを踏まえ、政情不安のアフリカ諸国などにいるワグネル戦闘員の活動を注視する考えを示した。「プリゴジン氏に注目が集まっているが、真の脅威は組織だ」と強調した。

 バイデン政権は1月、ワグネルを「国際犯罪組織」に指定した。ライダー氏は、ブルキナファソやマリで活動しているとして「危険性を軽視すべきではない」と述べた。

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