大谷、指名打者で出場へ メッツ戦で千賀と対決

23日、レッズとのダブルヘッダー第2試合の9回に出塁するもチームはそのまま敗れ、ベンチに戻るエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)

 【ロサンゼルス共同】米大リーグのエンゼルスは24日、右肘靱帯の損傷が判明し、今季残り試合を登板しないことが決まった大谷翔平が、当面は指名打者で出場を続けると発表した。25日からニューヨークで行われるメッツとの3連戦に向けた遠征にも同行。初戦で先発するメッツの千賀滉大とメジャー初対決する。

 大谷は先発した23日のレッズとのダブルヘッダー第1試合を二回途中で降板したが、靱帯損傷が判明した後の第2試合に指名打者でフル出場し、二塁打を放っていた。

 今季、メジャートップの44本塁打をマークし、日本人初の本塁打王獲得や自身2度目の最優秀選手(MVP)選出が期待されている。

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