ORCが五島、対馬線を増便 コロナ禍前に回復

 オリエンタルエアブリッジ(ORC、長崎県大村市)は10月29日から、長崎-五島福江と長崎-対馬の2路線を増便する。新型コロナウイルス感染拡大の影響で減便していたが、需要の回復に伴いコロナ禍前の便数に戻る。
 ORCの県内離島便は新型コロナ禍が本格化した2020年4月以降、減便措置が続いていた。五島福江線は現在の1日2往復4便から同3往復6便に増え、コロナ禍前の便数に回復する。対馬線は現在の月-木・土曜に1日3往復6便、金・日曜に1日4往復8便から曜日を問わず1日4往復8便に増え、コロナ禍前より多くなる。いずれも全日空(ANA)との共同運航で、運賃の変更はない。
 また福岡-五島福江線は需要が見込まれる年末年始(12月28日~来年1月4日)に1日2往復4便から同4往復8便に増便する。

© 株式会社長崎新聞社