「核兵器は廃絶していかなきゃいけない」静岡県庁で原爆と人間展 広島・長崎の悲惨さ伝える

広島、長崎への原爆投下の歴史とその悲惨さを伝えようと、静岡県庁(静岡市葵区)で「原爆と人間」展が開催されています。

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「原爆と人間」展は戦争の悲惨さを伝え核兵器のない社会を実現しようと、県原水爆被害者の会などが毎年開催していて今回で20回目を迎えました。

会場には、原爆投下直後の写真や広島市の高校生が被爆者の体験を聞いて描いた絵画など約80点が展示されています。

<来場者>
「こんな思いをしたくないね。人間が持つべきものじゃないものを持った。戦のない世にしてほしい」

そのほか、被爆体験者の証言をまとめた冊子や原爆に関連した書籍も閲覧できます。

<静岡県原水爆被害者の会 石原洋輔会長>
「本当に核兵器は悪魔の兵器だからあっちゃいけないんだよというのを伝えたくて伝えたくて。核兵器は廃絶していかなきゃいけないというのを伝えたい」

「原爆と人間」展は25日午後3時半まで、静岡県庁別館展望ロビーで開催されています。

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