長崎県佐世保市崎辺町の海上自衛隊佐世保教育隊で24日、修業式があり、計348人が「立派な自衛官になる」などと決意した。今後、佐世保地区など全国各地の部隊で実習に臨む。
4月に入隊し、射撃や水泳の訓練など、自衛官としての基礎知識や体力を身に付けてきた。
家族や来賓ら約900人が出席。佐世保地方総監部の西成人（なると）総監は、ロシアによるウクライナ侵攻が続く現状にも触れ「国民の安心安全を守るため、強い使命感と覚悟を持ってほしい」と呼びかけた。
佐世保市出身の廣川孝太郎さん（21）は取材に「自分一人では乗り越えられなかった。仲間と助け合うことの素晴らしさを学んだ」と振り返り「国民の命を守れる自衛官になりたい」と意気込んだ。
