教室に見慣れた笑顔 青森県内小中学校、2学期始まる

夏休みの自由研究で作ったオリジナルのねぷたに興味津々の子どもたち=24日午前、藤崎町の藤崎小学校

 青森県内の多くの小中学校で24日、2学期の始業式が行われた。久々に登校した子どもたちは、友達との再会を喜び合った。

 藤崎町の藤崎小学校は体育館で始業式を行い、児童183人が出席。小山内宏太校長があいさつで「今年は例年になく暑い夏休みだったが、大きなけがや事故がなくほっとしている。1学期の行いを振り返った上で今学期の目標を立て楽しい学校生活にしてほしい」と述べた。始業式後、子どもたちは各クラスに分かれ自由研究の成果を見せ合った。5年1組では、お手製のねぷたやスイッチを押すと同町の名所が光る地図などユニークな作品が並び、子どもたちは興味津々の様子だった。

 久々の学校生活に子どもたちは浮き浮き。4年の齋藤寧々さん(9)は「浅虫水族館に行ってカメがとてもかわいかった。2学期はたくさん走って体力をつけたい」、6年の工藤孝揮君(11)は「宿題が早めに終わって、キャンプに行くなど楽しいことがたくさんできた。今学期は算数をしっかり勉強したい」と話した。

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