東証、午前終値は620円安 米株安で3万2000円割れ

下げ幅が一時600円を超え、3万2000円を割り込んだ日経平均株価を示すモニター=25日午前、東京・東新橋

 25日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落した。前日終値からの下げ幅は一時600円を超え、節目の3万2000円を割り込んだ。前日の米国市場で主要株価指数がそろって下落した流れを受け、売り注文が膨らんだ。

 午前終値は前日終値比620円85銭安の3万1666円36銭。東証株価指数(TOPIX)は20.15ポイント安の2266.44。

 24日の米国市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが長期化するとの警戒感が強まり、ハイテク株を中心に下落した。

 25日の東京市場にも波及し、半導体製造に関連する銘柄が大きく売られ、全体を押し下げた。

© 一般社団法人共同通信社