JR東海に検証指示 新幹線ダイヤ乱れで国交相

16日午後、東海道新幹線が再び運転を見合わせ、疲れた表情の乗客ら=JR名古屋駅

 斉藤鉄夫国土交通相は25日の閣議後記者会見で、台風7号などの影響で東海道・山陽新幹線のダイヤが大幅に乱れたことについて「重く受け止める必要がある」として、JR東海に当時の対応を検証するよう指示したと明らかにした。

 斉藤氏は、ダイヤ乱れの一因とされる新大阪駅への列車集中を回避できなかったかどうかや、乗客への情報発信などを検証すべき内容として挙げた。

 東海道・山陽新幹線は台風や局地的な大雨の影響などで15~17日の3日間にわたってダイヤが乱れ、お盆の帰省ラッシュと重なって各地で混乱が生じた。

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