君は沖縄限定ファストフード「Jef<ジェフ>」の『ぬーやるバーガー』を知っているか!ゴーヤーのうまさ炸裂

沖縄旅行で行きたいファストフードというと「A&W」を思い浮かべる人も多いと思います。しかし今回激しくおすすめしたいのは沖縄生まれ・沖縄育ちのファストフード「Jef<ジェフ>」。名物「ぬーやるバーガー」と「ゴーヤーバーガー」はもちろん、普通のハンバーガーも手作りのおいしさが炸裂! Tシャツやキャップなどのグッズも可愛いんです。知る人ぞ知るジェフを実食ルポでご紹介。知っているとちょっと自慢できるかも?

沖縄生まれ・沖縄育ちのファストフード「Jef<ジェフ>」とは?

それはちょうど沖縄本島南部を観光して那覇へ戻るドライブ中でした。次の予定まであまり時間に余裕がないのでサクッと食べられるものがいいよね、と言っていたら。見つけてしまったんです。「Jef」の看板を。「ぬーやるバーガー」って何? 「ゴーヤーバーガー」も気になる! そもそも「Jef」を知らない! 早速立ち寄ってみることに。

筆者が訪れたジェフ与那原店は、アメリカンな迫力を感じる店構えです。しかしジェフは実は、沖縄生まれ・沖縄育ち。店名は、Japan Excellent Foodsの頭文字の略しています。現在は、ジェフ与那原店・ジェフ豊見城店・ジェフサンライズ那覇店の3店舗(2023年8月時点)。

ジェフは、ジェフ創業者の喜名民雄氏が本土復帰直後の1973年3月『沖縄本島南部にハンバーガー文化を広めたい』との想いから、与那原町に1号店をオープンしスタートしました。当初はフランチャイズチェーン店としての店舗でしたが、1986年7月に独立、沖縄生まれ沖縄育ちの「Jef-ジェフ-」が誕生しました。 (ジェフのこだわり|Jef公式サイトより)

ドライブスルーもOK

豊富なメニュー!バーガーはもちろんスパゲティやおにぎりまで

ジェフはメニューが豊富! 沖縄食材を使ったこだわりのハンバーガーをはじめ、フライドチキンやサンドイッチ、スパゲティやおにぎり(自家製の油みそ味)まであります。ワクワク。

>>Jefのメニュー一覧

レジ横には、ジェフコラボボトルの「ハイサイソース(ホットソース) 税込660円」販売も。

期間限定のデザート「黒糖シャーベットぜんざい スモール 税込300円/レギュラー 税込370円」もおいしそう!

ブルーシールのアイスコーナー(シングル 税込340円/ダブル 税込590円など)もありました。

実食!ぬーやるバーガー&ゴーヤーバーガー&ゴーヤーづくし!

さて、いろいろ迷いましたが、これは絶対必食でしょ! ジェフで人気No.1の看板メニューのひとつ「ぬーやるバーガー 単品税込450円」です。これが……絶妙にうんまいのです〜今まで知らなかったことが悔やまれる。

ゴーヤーを卵でとじて作ったオムレツ風のパティを、チーズやポークランチョンミートと一緒にバンズにはさんであります。ゴーヤーチャンプルをバーガーにしたような、ポークランチョンミートの塩味とゴーヤーパティの苦味と甘み、特選マヨネーズが本当にいいバランス。東京にあったら、絶対頻繁に食べに行くなあ。食べたことない人、ぜひ挑戦してみてください。

ちなみに、「ぬーやるバーガー」の名前の由来は沖縄の方言「ぬーやるばーが(何なんだ)」からだそう。

きっかけは、沖縄方言の「ぬーやるばーが(何なんだ)」がハンバーガーに響きが似ていたため。当時ゴーヤーバーガーのキャッチフレーズだった「ぬーやるばーがー、ゴーヤーバーガー(なんなんだ、ゴーヤーバーガーって)」が評判を呼び、そのフレーズを利用してゴーヤーパティとポークランチョンミートを組み合わせた『ぬーやるバーガー』が誕生しました。 (ジェフのこだわり|Jef公式サイトより)

こちらも看板メニュー「ゴーヤーバーガー 単品税込400円」。ゴーヤーバーガーとぬーやるバーガーの違いは、ポークランチョンミートが入っているか入っていないか。なので、ゴーヤーバーガーはポークランチョンミートの塩味やボリュームがない分、やさしくヘルシーな味わいになります。30年前からあるので、お肉を使用していないバーガーとしてはかなり先駆けかもしれません。

強い苦味を和らげる工夫を重ねているので、ゴーヤーが苦手な人でもおいしくいただけますよ。

さてこちらはなんでしょう? スムージー? いえいえ違います、期間限定「フレッシュゴーヤージュース 単品税込580円」です! 新鮮な県産ゴーヤーをお店で生絞り。リンゴ入りで、いい感じのゴーヤーの苦さが楽しめます。夏バテ防止や免疫力アップの効果が期待できるとのことですが、たしかに飲むと元気が出る! これも東京にあったら夏に何度も飲んでしまいそう。

ゴーヤードリンクは「フレッシュゴーヤーソーダ 税込380円」「ゴーヤー&オレンジスプラッシュ 税込400円」も。ゴーヤー&オレンジ!? どんな味だ!?

お次はこちら。オニオンリング? いえいえ違います、「ゴーヤーリング S税込250円/L税込420円」です。輪切りにしたゴーヤーをクラッカー粉を衣にしてフライしたジェフオリジナルのスナックです。

筆者的には思ったより苦くなかった、という感想でした。もうちょっと苦い方がよかったな〜。

ここまでに実食した4品が、ジェフのゴーヤーメニュー。「ぬーやるバーガー」「ゴーヤーバーガー」「ゴーヤーリング」は、ゴーヤートリオとしてジェフを代表する看板商品です。

ゴーヤーだけじゃない!手作りのおいしさ炸裂!

さて、ゴーヤーづくしでお届けしましたが、実はジェフのすごさはそれだけじゃないんです。独自の味付けの人気メニュー「フライドチキン 単品税込300円」がこれまたうまい。オーダーが入ってからフライする沖縄県産の若鶏。お店で塩とコショウのみの飽きの来ないシンプルな味付けに仕上げています。

さらに、「スペシャルビーフハンバーガー 単品税込770円」は、鉄板で焼くことで甘味がました輪切りのオニオンスライスがめちゃくちゃいい仕事してました。120gの厚みのあるパティは肉肉しさを存分に味わえます。チーズやベーコンは、ボリュームアップだけでなく香ばしさや風味もアップ。チリソースは豆を煮るところから手作りというこだわりのバーガーです。

※ジェフサンライズ那覇店 では取り扱っていない商品です。

Tシャツやグッズも可愛い

買えばよかった! と後悔したジェフのTシャツやキャップ、どれも可愛かった!

>>グッズはオンラインでも買えます!

ガチャもありました。

ジャンクフードの概念を覆えすファストフード「ジェフ」

ジェフのバーガーは、どれもできたてで手作りのおいしさに溢れていて、ジャンクフードの概念を覆されます。「新鮮な食材を美味しく食べて欲しいから!」というジェフのこだわりをものすごーーーく体感しました。

実は売れているという「ハムエッグサンド」、揚げたてが抜群においしい「あげパン」などなど、まだまだ試してみたいメニューが盛りだくさんなのです。

ジェフ与那原店

沖縄県島尻郡与那原町字上与那原467

050-5851-0332

7:00~深夜2:00 / LO深夜1:30(フード)

席数 99席

駐車場 84台

https://jefokinawa.co.jp

※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。

※店舗営業については最新情報をご確認ください。

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