昆虫を人間サイズで見たら? 児島で巨大写真展、造形美を紹介

展示されている昆虫の巨大写真

 肉眼では見えない昆虫の造形美を鑑賞できる「おおきな昆虫写真展」が、児島市民交流センター(倉敷市児島味野)で開かれている。30日まで。

 人間と同等の大きさ(約180センチ)に拡大した17点の巨大写真を展示。カブトムシやミヤマクワガタをはじめ、アカスジカメムシ、ウスバカゲロウの幼虫といった普段あまり見かけない昆虫も並び、来場者が触角の産毛やチョウの羽を彩る鱗粉(りんぷん)まで細かく観察している。

 子どもにモノづくりの楽しさを体験してもらうイベントなどを開いている住民グループ「Kojima Kids Art:)」が企画。「生き抜くための進化の果てにたどり着いた造形美を楽しんでほしい」としている。

 入場無料。展示時間は午前9時~午後10時。問い合わせは同センター(086―474―8550)。

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