濱田龍臣、乃木坂46・遠藤さくら、松岡広大、本田望結、海宝直人、中川大志が「らんまん」“最終章”を彩る!

NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜午前8:00ほか)の最終章を彩る人物として、濱田龍臣、乃木坂46・遠藤さくら、松岡広大、本田望結、海宝直人、中川大志が出演する。

神木隆之介が主人公、浜辺美波がヒロインを務める連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜午前8:00ほか)は、日本の植物学の父・牧野富太郎をモデルにした物語。明治維新から激動の大正・昭和そして未曾有の敗戦を迎えた日本が舞台となる。混乱の時代の渦中で、ただひたすら愛する草花と向き合い、明るいまなざしで生命の多様性を肯定し続けた富太郎の人生を基に、「日本独自の植物図鑑を編纂(へんさん)する」という夢に向かって突き進んでいく、1人の植物学者・槙野万太郎(神木)の波瀾(はらん)万丈の物語として大胆に再構成。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描いている。

濱田、遠藤、松岡、本田は“朝ドラ”初出演となる。高知の遍路宿「角屋」の息子で、植物採集に訪れた万太郎と出会い、数年後に上京し、万太郎の助手となる・山元虎鉄役を濱田。万太郎と寿恵子の娘で母親ゆずりのしっかり者で、後に虎鉄の妻となる槙野千歳役を遠藤。万太郎と寿恵子の長男で父親ゆずりの聡明な青年・槙野百喜役を松岡。万太郎と寿恵子の末娘で2人の晩年を支える槙野千鶴役を本田が務める。

濱田は「今回初の朝ドラ出演で、主演の神木さんとも初めてご一緒させていただき、また10年前の虎鉄を寺田心くんが演じてくれていたり、久しぶりの土佐弁の役だったりと、とてもうれしいことが重なっている現場でした。3週ぶりの虎鉄を、皆さんにお届けしたいと思っています」とコメント。

「『らんまん』という世界観に自分が参加していることが今でも信じられなく、大きい緊張感を持って撮影に挑んでいる日々です」と心境を明かす遠藤は、「共演の方々はとにかく優しく温かく、すてきな現場に刺激と学びをいただけていること、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。千歳として、その一員になれていることをかみ締めながら、皆さまに精いっぱいついていけたらいいなと思っています。毎朝のワクワクを一緒になってお届けできるように頑張ります」と思いを伝える。

松岡は「念願の現場に参加できる機会をいただけて、大変光栄です。脚本の長田育恵さんは、数年前ワークショップに参加したことがあり、演出の渡邊良雄さんとは11年前、よる☆ドラ『眠れる森の熟女』でご一緒させていたきました。不思議な縁の存在を感じずにはいられませんでした」と本作への出演について触れ、「百喜はとても聡明なことがセリフからうかがえます。そして、篤実な人間です。父に何か進言する時も、自由奔放な父を否定することなく、世論や社会の状況の事実確認をした上で話を進めていきます。既存の価値観やルールに縛られない生き方をする父を、誇らしく思い尊敬し、どこかに羨望のまなざしがある人物だと感じました」と役柄を分析。

さらに、「撮影初日、リハーサルを行う僕のことを遠くから目を離さずに見ている神木さんに驚きました。神木さんとは出会ってから10年以上経ちますが、お互い役名で呼んだことはなく先輩・後輩の間柄なので、『役名ではなく広大と呼んでしまいそう』と、言葉を漏らしていました。その一言でこれまでが想起されて、温かさが心に染みわたりました」と神木とのエピソードを披露し、「大きくなった子どもたちが、父をどのように支え生きていくのか、見守っていただけたら幸いです」と呼び掛けている。

本田は「26歳からの千鶴を演じさせていただきます。役者人生16年目にして初めての朝ドラ。子役を始めた頃からの憧れでした。お母さん役の浜辺美波さんとは、実年齢は4歳差ですが、劇中では32歳差で、そこに朝ドラっぽさを感じています。槙野家の一員でいられる時間を大切に、役者としても1秒も無駄にせず吸収させていただきます」と意欲を燃やす。

そして、寿恵子が開いた店に客として訪れる銀行員から、後に鉄道事業などを手掛ける大物実業家となる小林一三役を海宝。万太郎に図鑑発刊のための費用を支援したいと申し出る、おじの莫大な資産を継いで資産家となった青年・永守徹役を中川が担う。

海宝は「今回、阪急電鉄の創業者で、宝塚歌劇団をはじめ日本の演劇の礎を築いた小林一三さんを演じさせていただいだきました。日頃、演劇に携わっている人間としてとても光栄に思います。和やかな空気流れる撮影現場で、浜辺さんはじめすてきな皆さんと一緒に芝居ができて幸せな時間でした。食事をしながらのシーンでしたが、これが本当においしかった! ぜひ皆さまそちらにもご注目ください!」と見どころをアピール。

中川は「神木くんから名前が挙がっていると聞きました。断る理由はありませんでした。朝ドラで流れる時間は長い長い旅のような、果てしないようで、はかない時間だと思います。『らんまん』が歩んできた、積み上げてきた旅の一部になれたことをうれしく思います」と今回の出演への思いを述べ、「神木くんと、浜辺美波ちゃんと久々にお芝居できると、浮かれておりましたが、撮影はここ最近では、信じられないほど緊張しました(笑)」と振り返り、「突然現れた永守徹という男が、万太郎のその先に向けて、何かバトンを渡すことができればと思います。どうかお楽しみに」とメッセージを寄せている。

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