10万円また届く!鬼滅キャラから続々、市役所に 今回4キャラ目「悲鳴嶼行冥」より 封筒に添えられた言葉

富士見市役所=富士見市大字鶴馬

 埼玉県富士見市は23日、人気アニメ「鬼滅の刃」のキャラクターを差出人名にした現金10万円入りの封筒が市庁舎内に設置している意見箱「市政へのご提言」に投函(とうかん)されていた、と発表した。封筒には「子どもたちが笑顔になれる街づくりにご利用下さい」と書かれており、市は「まちづくり寄付基金に積立、子どもを育むまちづくり事業に活用したい」としている。

 市によると、封筒は縦19センチ、横10センチ。表面は白地にピンクの花柄が施されており、メッセージと「鬼滅の刃」の登場人物「悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)」の名前がマジックで記載されている。中には新札ではない1万円札10枚が入っていた。

 今月22日午前8時ごろ、同庁舎1階市民ホール待合スペースに設置されている意見箱に投函されているのを登庁してきた同市秘書広報課員が発見した。同課は21日午前8時に同箱を確認しており、市は同日午前8時から閉庁する午後5時15分ごろまでの間に投函されたとみている。

 市の意見箱には、2022年2月8日と同年10月4日、今年5月29日の計3回、いずれも白地にピンクの花柄が施され、表面に「鬼滅の刃」のキャラクター名で同様のメッセージが書かれた現金10万円入りの封筒が投函されており、市は同一人物による浄財とみている。

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