大谷翔平「右手が効いていない」靭帯負傷前日に川﨑宗則が察知していた異変

21年11月、全身真っ黒な姿で都内のジムを訪れた大谷

8月24日(日本時間)に二刀流で出場していたシンシナティ・レッズとの試合で、緊急降板した大谷翔平選手(29)。右肘靱帯損傷のため今季の残りの試合に登板しないものの、26日(日本時間)から始まるニューヨーク・メッツとの3連戦には指名打者として試合に出場すると、ロサンゼルス・エンゼルスが発表した。

大谷選手の右肘靭帯損傷には前兆が。24日の試合後に地元中継局『バリー・スポーツ・ウェスト』で放送された会見で、エンゼルスのフィル・ネビン監督は、「痛みは無いと言っていたが、1回の直後に数週間前から感じている同じ違和感を覚えたということだ」と、明かしていた。

実は大谷選手が違和感を持っていることに気づいていた人物が。元メジャーリーガーで、現在は栃木ゴールデンブレーブスでプレーする川﨑宗則選手(42)だ。大谷選手が怪我する前日に放送された『ワースポ×MLBサンデー』(NHK)に出演し、解説を担当していた。

この日、ヒットがなかった大谷選手。川﨑選手は「(大谷選手はバッティングの際に)右手が効いていないと僕はみましたね」といい、バッティングの際に右手が重要と説明。右手が使えていない理由を「ピッチングもよく投げていますので。右(手)をよく使うので、右(手)は少し不安があるのか」と語っていた。

川﨑選手が誰よりも早く大谷選手の異変を察知していたことに、SNS上では驚きの声が。

《昨日川崎ムネリンが、右腕に力が入ってないので打ててない的な解説してたのまさにそうだったのかと今になって思う》
《あと昨日ワースポでムネリンが右肘になにかあるんじゃ?言うてたん当たってて鳥肌…
さすが元メジャーリーガー…》
《ムネリンの指摘は当たってたのか。ただの煩いオッチャンじゃなかった。ムネリンすげぇ…》

© 株式会社光文社