50代受刑者が30代刑務官の顔をバールで殴るなどして大けがをさせた疑いで書類送検 「作業の係を変更と言われ 生活のリズムを崩されたと感じた」名古屋刑務所

ことし3月、愛知県みよし市の名古屋刑務所内の工場で、刑務官をバールで殴るなどして大けがをさせたとして、50代の受刑者の男性が書類送検されました。

名古屋刑務所によりますと、男性はことし3月、刑務所内にある金属加工の工場で、30代の刑務官の男性の顔をバールで殴ったり、床に押し倒したりして、男性刑務官にけがをさせた、傷害と公務執行妨害の疑いがもたれています。

男性刑務官は、頭の打撲など加療84日間の大けがをしました。

刑務所の調べに対し、受刑者の男性は容疑を認め「以前から刑務官の男性に対し不満があった。作業の係を変更と言われ、生活のリズムを崩されたと感じて、我慢できなくなった」と話しているということです。

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