【プチ情報⑦】夏休みの読書感想文に困ったらコレ! 【大切なことは目に見えない】クシャラひめ

夏休みの宿題で苦労しがちな読書感想文。

書くのに結構な時間が掛かることもさることながら、どの本を読むかでも悩んでしまいますよね。

そんなご家庭に、楽しく読める書籍をご紹介します。

楽しく読めると感想もはかどりますよ。

※本記事はフレーベル館出版noteを参考にしています。

『クシャラひめ』

今回はアンパンマンの作者でもあるやなせたかし先生が生み出した、美しい童話をお届けします。
「美女と野獣」のエッセンスなど古き良き童話の世界に浸れるこのお話。
でもそれ以上に強いメッセージも感じることができますよ。

対象年齢:小学校低学年~

定価:1,100円(本体1,000円)

あらすじ

自分の鼻がひくいことを気にしているクシャラひめ。
鼻を隠すため、ボール紙で作った三角形の鼻をいつも付けています。

いつものように森でクシャラひめが遊んでいると、いばらのしげみの中から恐ろしい顔の竜が現れます。

「どうしてそんなに悲しそうな目をしているの?」と問いかけたクシャラひめ。するとたまりかねた竜の目から大粒の涙がこぼれます。
持っていたハンカチでクシャラひめがその涙を拭いてあげると、竜はたちまち白鳥のように美しい王子に変わり…!

注目ポイント

注目して欲しいのは、クシャラひめというキャラクターから考えられることです。

森で助けた王子と別れた後クシャラひめが自分のコンプレックスを克服する場面では、クシャラひめの持つ芯の強さを垣間見られます。

そしてその後王子がクシャラひめに求婚する場面での王子のセリフからは、クシャラひめが持つ心の優しさを感じとることができます。

この二つの場面から見えてくるメッセージとは何なのでしょうか?

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