県児童生徒書道展小・中の部開幕 天満屋岡山店、4515点並ぶ

子どもたちが堂々とした筆致で書き上げた作品が並ぶ会場

 第69回岡山県児童生徒書道展(山陽新聞社主催、県教委共催)の小・中学校の部が25日、岡山市北区表町の天満屋岡山店6階葦川(いせん)会館で始まった。初日から家族連れらが次々と訪れ、子どもたちの元気いっぱいの力作に見入っている。28日まで。

 出品総数3万814点から選ばれた、山陽新聞社長賞、県教育長賞など上位6賞の推薦54点と特選4461点の計4515点を展示。「とり」(小学1年)「月の光」(同4年)「芸術の創造」(中学1年)など、学年ごとの課題を力強い筆遣いで書き上げた作品が並ぶ。

 訪れた人は自分の作品の前で記念撮影したり、顔を近づけて筆致を確かめたりして熱心に鑑賞。特選に選ばれた赤磐市立山陽東小5年中嶋咲月さん(10)は「たくさん練習した成果が出てうれしい。作品全体のバランスに気をつけて、次は上位賞を目指したい」と話した。

 午前10時~午後6時(最終日は同5時)。入場無料。

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