埼玉どうなる…処理水の放出、北部の高級食材“ホンモロコ”養魚場は「ほとんど影響ない」禁輸措置にも冷静

原発処理水放出 県内養魚場、冷静な受け止め

 東京電力が福島第1原発の処理水を海への放出を開始し、香港政府が埼玉県など10都県から水産物の輸入を禁止したことについて、県北部で養魚場を営む男性は「埼玉ではほとんど影響はないと思う」と冷静な様子で語った。

 経営する養魚場では、琵琶湖原産で高級食材として知られる淡水魚「ホンモロコ」を養殖している。男性は「埼玉のホンモロコはブランドとして定着していて、養殖では全国1位の規模だが、輸出はしていない。処理水が海に放出されても、影響を受けることはほとんどないと思う」と淡々とした様子で話していた。

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