インテルやチェルシーが狙ったバログン、モナコがアーセナルと合意報道…移籍金は71億円

[写真:Getty Images]

アーセナルのアメリカ代表FWフォラリン・バログン(22)だが、どうやら再びフランスでプレーすることになるという。フランス『RMC Sport』が伝えた。

2022-23シーズンはリーグ・アンのスタッド・ランスへとレンタル移籍。リーグ・アンで37試合22ゴールを記録していた。

大きな結果を残してアーセナルへと帰還したが、能力を高く評価されている一方で序列は低いものに。ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス、FWエディ・エンケティアらがライバルとして君臨している。

バログンはアカデミーで育ったこともあり、アーセナルへの愛もある一方で、自身のキャリアを考えて出場機会を得たいという意思もあり、この状況が続くならば今夏の移籍を求めている。

そのバログンには、インテルやチェルシーが関心を寄せ、チェルシーはオファーを出しているものの、アーセナルが移籍を拒否する事態に。ライバルクラブへ評価している選手をうる気は毛頭ないようだ。

その中で、『RMC Sport』によればモナコと合意に至ったとのこと。移籍金は約4500万ユーロ(約71億円)で、ボーナスもつく予定のようだ。契約期間は2028年までの5年とされている。

モナコはアディ・ヒュッター監督が今シーズンから就任し、開幕2連勝と好スタート。日本代表MF南野拓実もすでに2ゴールを記録している状況だ。

ただ、スイス代表FWブリール・エンボロがヒザの十字じん帯を断裂して長期離脱。さらにフランス代表FWウィサム・ベン・イェデルにはレイプ容疑で起訴されており、この先どういった状況になるかは不明のため、バログンが加入となれば大きな補強に。南野にとってはポジション争いが激化することになる。

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