夏ドラマ「最終回まで見たい」作品ランキング!1位『VIVANT』に続く2位、3位は?

豪華俳優の演技が光る今期の夏ドラマ。多くの視聴者を夢中にさせている今クールもいよいよクライマックス、さらに期待度を高めている作品があるようだ。

そこで本誌は、夏ドラマで「最終回まで見たい作品」についてアンケートを行った(8月18日~8月21日)。

第3位は『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(テレビ朝日系)。裁判で出された結論が実現されない場合に、それを強制的に執行する仕事=「執行官」をテーマにしたお仕事ドラマである。執行官を演じる織田裕二(55)と、伊藤沙莉(29)演じる、犬が大好きでひょんなことから執行補助者として働くことになった2人がタッグを組み、債務者に立ち向かっていく姿を描く。

毎話犬が多く出てくるため《丁度いいドラマ。日常的にある人間模様》(50代男性/会社員)と暗くなりがちなシーンも見やすいという声が。また、執行官という馴染みが薄い人も多いテーマだが《織田裕二さんが好きなので、また演技が見られて嬉しい》(30代女性/パート)《伊藤沙莉さんと織田裕二さんのコンビが新鮮で面白い》(40代女性/パート)などキャストの好演に多くの視聴者が惹き込まれたようだ。

第2位となったのは中村倫也が主演を務める『ハヤブサ消防団』(TBS系)。原作は『半沢直樹』『下町ロケット』などで有名な池井戸潤の同名作品。自然豊かな集落を舞台に越してきたミステリー作家が消防団に加入し集落の謎に迫っていく異色の物語で、地元の消防団員を生瀬勝久(62)、橋下じゅん(59)、満島真之介(34)などが演じている。

原作や出演キャストへの期待を裏切らない展開に、《やはり池井戸作品は面白い!役者も傍に至るまで名優揃いで見応え有り》(40代女性/パート)と絶賛の声が。中村の入隊する消防団にも個性的な俳優陣が揃っており《ベテラン俳優がとにかく面白い!編集も工夫されていて、毎週続きが気になる》(20代女性/会社員)と、安定した面白さが視聴者を離さない。

そして栄えある1位となったのは『VIVANT』(TBS系)。大手企業に勤める主人公が、多額の誤送金をきっかけに国際的な事件に巻き込まれながら、自身や謎の組織に迫っていく物語。堺雅人(49)や阿部寛(59)、二階堂ふみ(28)などの出演者情報のみが事前に開示され、物語の情報は一切明かされなかった。第1話から放送された海外のシーンは実際にモンゴルや砂漠で撮影され、制作費は1話1億円ともいわれる大作だ。

事前の情報は少なかったが、視聴者の掴みは良く《映画並みのスケール、展開も早く出演者も超豪華》(40代女性/パート)とその見ごたえは抜群。海外での迫力ある収録をドラマで楽しめることに《いままでにないストーリーにハラハラドキドキ》(60代女性/会社員)《先の読めないストーリー展開とモンゴルの景色。毎回のどんでん返しは、リアルタイムで見たくなる》(40代女性/会社員)など、視聴者の心をつかんでいるようだ。

惜しまれつつも最終回を迎える夏ドラマ。より多くの視聴者を最後まで楽しませるのは、いったいどの作品だろうか。

最終結果はこちら。

【夏ドラマの中で、「最終回まで見たい」作品は?】(複数回答可)

1位:『VIVANT』15.49%
2位:『ハヤブサ消防団』12.68%
3位:『シッコウ!!~犬と私と執行官~』9.86%
4位:『ばらかもん』8.45%
4位:『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』8.45%
4位:『CODE-償いの代償-』8.45%

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