黒犬スキと、田舎道サイクリング

こんにちは、フォトグラファーの吉田パンダです。二階の寝室に毎朝迎えに来てくれるのは、サバトラ猫のノア。自分の場所は階下のリビングと定めているようで、「何でワタシの部屋に来ないの?ご飯はどうなっているの?ねえ、バカなの?」とベッドを歩き回っては、先に下に帰るツンデレ猫です。

こちらはいつも飼い主を追いかけるストーカー。こっちが起きてもまだ寝てる、放っておいたら昼過ぎまで眠れる熟睡犬、スキッパーキのスキです。

最近はまた暑くなってきて、二匹ともテーブルや椅子の陰で涼んでいます。微妙な二匹の距離。

さて、雨上がりの晩夏。今日は少し遠くの駐車場に停めてある車を取りに行ってきます。

お供はこちら。庭に出しても敷石のところしか歩かない、行儀の良い悪魔犬スキ。

「よっしゃー!さあ、どこでも走るがいい!」

よろしくお願いしまっす!ちなみに駐車場までは自転車で約1時間っす!

自転車は二度目、だったかな?ちゃんとおとなしくできる黒犬です。風よけなのか、ぴらっと横に開いた耳に萌えます(親バカポイント)。

「おや、あれは、、」

10分ほど走って、さっそく休憩。

ひつじ発見。

「牧羊犬の血がさわぐぜ!」

はるか昔の祖先ね。

「なんだアイツら。無視するメエエ」

「こちらの誘導が伝わったようだな!」

ごきげんなスキです。向こうには君が見えてないと思うけど、、。ともあれ、再び自転車よろしく!

ひつじさん、お邪魔しました。

「しかし、今日はだいぶ風が強いな飼い主」

カゴの中に隠れていてもいいよ。

途中、農道一本道で引き写真を撮ろうとして、カゴの中で動いたスキにつられ、この距離で自転車が傾いて倒れてしまいました(!)。ヨロヨロと倒れたのでスキにも自転車にも、どこも怪我はありませんでしたが皆さんはくれぐれも気をつけて。

「びっくりしたんだぞ」

ごめんなー。もう自転車の近くからは離れないから。

1時間ほどのんびり走り、目的地の近くに到着。

通りにある家の、青い雨戸が良い感じです。

ちなみに立ち上がると、微妙にカゴからはみ出る黒犬スキ。

無事1時間のサイクリングを終え、駐車場に着きました。

「はい、そこの人。早く乗って帰るよ」

少しスキを芝生で散歩させ、自転車をトランクに載せて管理人のおじさんと立ち話をしてから戻ります。黒犬スキさん、今日もお付き合いメルシー。次回は夏のピクニックにでかける予定です。

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