愛媛県の9月補正予算案の編成作業が大詰めに入り、知事が担当者の意見を踏まえ最終判断する「査定」が、25日に行われ、中村知事は、物価高への対応など、編成方針を示しました。
(愛媛県・中村時広知事)
「第一には物価高が続いていますので、限られた財源ではありますけど、そうしたところに対する手当て、それからコロナ後の経済活動の後押し」
査定前の取材に中村知事は、長引く物価高への対応として、低所得の世帯に県産食品などの提供事業を実施する考えを示しました。
また、コロナ後を見据え、10月末から毎日、運航するソウル線の利用促進や自然災害への備え、物流の2024年問題への対応などを盛り込む方針です。
一般会計の予算規模は昨年度のおよそ3倍、310億円程度となる見通しだということです。