おかゆうたさん訃報、同期のトミーズ雅「ただただ悲しい」

「吉本興業」所属のお笑いコンビ、おかけんた・ゆうたのおかゆうた(本名:井元保則)さんが8月22日、脳内出血のため逝去。訃報を聞いて、芸人仲間のトミーズからお悔やみのコメントが届いた。

2023年8月15日に最期の漫才を披露した際のおかけんた・ゆうたの2人(左がゆうたさん) 提供:吉本興業

岡八郎に弟子入りし、吉本の養成所「NSC(吉本総合芸能学院)」1期生として卒業後、1983年におかけんたとコンビを結成したゆうたさん。トミーズの2人も同じNSC1期生として苦楽をともにした。

トミーズ雅は、「ゆうたとは、同じ頃に結婚して近所だったんでよくご飯を4人で食べました。笑ってるゆうたしか思い出せません。スタートラインがNSCで一緒だったんで、ただただ悲しいです。あと何年かしたら俺もそっちに行くから、またっ吞もっ。合掌」とコメント。

トミーズ健も、「この間、相方のけんたから『ゆうたの体調も落ち着いてきたのでまた漫才、始めるわ。そのときは、よろしく!』って、聞いたとこやのに。本当に残念です。お悔やみ申し上げます」と偲んだ。

おかけんた・ゆうたは、「なんばグランド花月」など劇場を中心に活動し、1997年に『第32回上方漫才大賞』奨励賞、1999年に『第34回上方漫才大賞』大賞を受賞。2012年には吉本百年物語10月公演『これで誕生!吉本新喜劇』に出演していた。

ゆうたさんは、2020年ごろに体調を崩してコンビでの活動は休止状態に。2023年8月15日、大阪・難波の劇場「YES THEATER」でおこなわれた「よしもとお笑いライブ」にて、これから始まるコンビ結成40周年のプロローグとして漫才を披露したのが最後の舞台となった。

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