女子選手にキスしたスペイン連盟会長、本日辞任へ。「Wikipedia情報削除」も効果なく

スペインサッカー連盟の会長を務めているルイス・ルビアレス氏が、金曜日に辞任を発表する予定であるとのこと。

ルイス・ルビアレス氏は先日FIFA女子ワールドカップの優勝を決めたスペイン女子代表の表彰式に出席。

そこでジェニフェル・エルモソ選手の唇にキスをして大きな批判を受け、セクシャルハラスメント的な行為であると世界中で物議を醸していた。

そしてこの行動に対してはFIFAの規律委員会も調査、および懲戒処分を検討する手続きを開始したと発表していた。

また、ルイス・ルビアレス氏には連盟の資金でメキシコ人女性画家とニューヨーク旅行をしたという疑惑、サウジアラビアでスペイン・スーペルコパを開いた際にジェラール・ピケへ賄賂を渡したという噂も流れている。

『Antena3』の報道によれば、ルイス・ルビアレス氏はそれらの情報が記載されているWikipediaを提訴し、その内容を削除するよう弁護士を通して要求していたという。

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ただ、今回はさらに大きなスキャンダルへと発展してしまったようで、ついに5年間務めてきたスペインサッカー連盟会長の座を追われることになりそうだ。

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