児童名や成績保存 教諭がUSB紛失 茨城・神栖の市立小学校

神栖市役所=同市溝口

茨城県神栖市は25日、市立小学校に勤務する20代の男性教諭が児童109人分の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。USBには5、6年生の氏名や1学期の成績などが保存されていた。同日現在で個人情報の流出は確認されていない。

市教委によると、教諭は7日、新学期の準備のため、校長の承認を得てUSBをポーチに入れて自宅に持ち帰った。13日にポーチの紛失に気が付き、校長に連絡。校長は18日に市教委へ報告し、教諭が22日、県警神栖署の交番に遺失物届を提出した。

USBには、担任するクラスの国語、算数、図工、体育と、教科担当の5、6年生社会の1学期の成績、運動会の実施計画書が入っていたという。

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