EXITのチャラ男は終わり?「俺らだけSDGs仕事増えた」

芸人たちがSDGsにちなんだ漫才、コント、落語ネタを披露する『SDGs-1グランプリ THE BEST SELECTION -SDGsでネタ祭り-』が8月25日、「COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール」(大阪市中央区)にておこなわれた。

『SDGs-1グランプリ』に登場したEXIT(左からりんたろー。、兼近大樹 25日・大阪市内)

世界目標・SDGsを「笑いで楽しく分かりやすく広める」というコンセプトで誕生した同グランプリ。2023年で7年目を迎え、今回はベストセレクションという形で過去出場者たちが登場した。

歴代チャンピオンの男性ブランコ、佐久間一行、祇園、EXITに加え、過去大会で評価が高かった笑福亭鶴笑、ヤンシー&マリコンヌ、見取り図、ロングコートダディ、オズワルド、エルフ、ミキも参加。さらに、吉本坂46から選抜されたメンバーがダンスを披露する「SDGsダンスユニット」が会場を盛り上げた。

ギャルネタ全開の「SDGs漫才」を披露したエルフは、終盤にボケの荒川が「そういえばこのネタ、前のライブで審査員の(西川)きよし師匠に『SDGsは分かったけど何言ってるか分からへんかった』って最下位になったネタやんか!」と自虐し、観客を沸かた。

さらに、2019年のチャンピオン・EXITは、ネタ後のトークで「正直、俺らだけじゃないですか?SDGsでこんなに仕事増えたの。2019年から俺らがSDGs仕事を根こそぎ持って行ったような・・・」とコメント。王者になって以降、仕事の幅が広がったことを明かした。

同グランプリがおこなわれた、エンタメフェス『Warai Mirai Fes 2023~Road to EXPO 2025~』は、8月27日まで大阪城公園の各会場で開催中。

取材・文/つちだ四郎

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