「大声で日本語」控えて 大使館、中国在留邦人に

 【北京共同】在中国日本大使館は25日、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出開始を受け、不測の事態が起きる可能性は排除できないとして在留邦人に向けてホームページやメールで改めて注意喚起した。「外出の際、不必要に日本語で大きな声で話さないなど慎重な言動を心がける」よう求めた。海洋放出に反発する中国人とのトラブルを想定した対応。

 同時に「大使館を訪問する必要がある場合、大使館周辺の様子に細心の注意を払う」よう要請した。上海市の日本総領事館も、在留邦人に対しメールで同様の内容を呼びかけた。

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