この数年間は世界で最も優れたコンペティションとして確固たる地位を築いているイングランド・プレミアリーグ。
今回は『The Football Faithful』から「プレミアリーグの歴史上最も優れた日本人選手ベスト5」をご紹介する。
香川真司
クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
香川真司はマンチェスター・ユナイテッドと契約した後決して期待に応えたとは言い難いものの、イングランド・プレミアリーグでの2年間でこのリストに入るために十分な成績を収めている。
2012年に1700万ポンドでオールド・トラッフォードへとやってきて、デビューシーズンのノリッジ・シティ戦ではハットトリックを達成。日本人として初となるプレミアリーグ優勝を獲得している。
ただ彼を信頼して獲得したアレックス・ファーガソン監督の退任もあり、2014年にボルシア・ドルトムントへと戻っていった。
岡崎慎司
クラブ:レスター・シティ
レスター・シティのサポーターの間で岡崎慎司は特別な愛情を持たれている選手である。勤勉で献身的なフォワードである彼は、プレミアリーグタイトルを獲得したチームの中で過小評価された選手だった。
マインツから加入したシーズンにクラウディオ・ラニエリ監督の下で信頼を受け、ジェイミー・ヴァーディを自由に動かすための無私無欲な仕事をこなし、素晴らしいオーバーヘッドシュートも決めた。
南野拓実
クラブ:リヴァプール、サウサンプトン
南野拓実はチャンピオンズリーグのリヴァプール戦で素晴らしいパフォーマンスを見せたあと、ユルゲン・クロップ監督の目に留まり、レッドブル・ザルツブルクから引き抜かれた。
2020年1月に725万ポンドでリヴァプールにやってきたあとはレギュラーを獲得することに苦しんだものの、サウサンプトンへのローン移籍を経て復帰し、2021-22シーズンには2つの国内カップ戦優勝に大きく貢献する活躍を見せた。
冨安健洋
クラブ:アーセナル
2021年夏の移籍マーケット最終日にボローニャからアーセナルへとやってきた日本人DFは、すぐにサポーターによるお気に入りになった。センターバックも右サイドバックもこなせる彼は最初のシーズンで強力なウインガーを相手に力を証明した。
その後不運な負傷によってそのキャリアは妨げられてきたものの、左サイドバックでもプレーすることができるようになったことで更に選手としての幅を広げている。
あとはその負傷の問題さえ克服することができれば、アーセナルがメジャータイトルに挑戦するに当たって極めて重要な存在になるかもしれない。
三笘薫
クラブ:ブライトン
三笘薫はユニオン・サン・ジロワーズからブライトンへと復帰して以来注目を集めている。川崎フロンターレからわずか250万ポンドで獲得されたとは思えない「お買い得」であり、昨季はプレミアリーグでも屈指のウイングに成長した。
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大胆不敵なドリブルで興奮を呼び起こすこの25歳はブライトンの選手発掘能力を示すものであり、今度かなりの額でビッグクラブへと進出していく可能性を感じさせている。