猫がお風呂に付いてくる理由5つ！怖いけど入っちゃうのには深～いワケがあった！？

1.気になる

お風呂場は飼い主さんがいつも入って行くけれど、猫は入れない場所ですよね。

猫は好奇心旺盛な動物なので、水の音が聞こえる場所で飼い主さんが何をしているのか知りたくてお風呂に付いてくるのです。

また、猫は縄張りをもつ生き物です。毎日縄張りを歩いてパトロールをします。お風呂場に猫が入るのを禁止している場合、飼い主さんが入れるのに自分が入れないような、自分の縄張りにできない場所を調べたくなるようです。

飼い主さんが側にいないときに猫が勝手にお風呂場に侵入して、浴槽に落ちて溺れてしまうことがないように注意が必要です。

体が濡れるのは嫌だけれど、お風呂場の床に残っている水や浴槽のお湯を飲みたくてお風呂に付いてくる猫もいます。

実はこれにはいろいろな理由や説があるようです。『お風呂の床に残った水は周りに障害物がないので飲みやすい』『先祖が砂漠で暮らしていたため「水は貴重」という本能があるので水滴をなめたくなる』などの説があります。

なお浴槽のお湯を飲むのは、『冷たい水よりぬるま湯の方が好きだから』『トイレから離れた場所の水を飲みたいから』などの理由があるようです。

飼い主さんのことが大好きで、ひとときも離れたくないのかもしれません。また、以前お風呂に付いていったら飼い主さんが喜んでくれた経験があり、お風呂に付いていけば構ってもらえると思っている可能性もあるでしょう。

しかし、飼い主さんと離れることに異常に不安を感じている場合、「分離不安症」という精神的な病気の可能性があります。この場合、飼い主さんの姿が見えなくなると、鳴き続ける、物を壊すなどの問題行動を起こしたり、体調不良になったりします。猫が異常に不安を感じている症状がある場合は動物病院に相談をしましょう。

猫の毛は濡れると乾きにくく体温が奪われてしまうため、体が濡れることを嫌います。

そのため、水がある場所に飼い主さんがいるので、心配して見張っているのだとも言われています。

猫の中には濡れるのが気にならない水遊びが好きな子もいます。また、お湯が張られた浴槽のフタの上はほんのりあたたかいので、お気に入りになっている猫もいます。

飼い主さんと一緒にお風呂で遊んだりあたたまったりするのが日課になっているのかもしれません。

猫がお風呂に付いてくる姿はとても可愛いですよね。本当は怖いのに付いてきてしまうのは、好奇心や飼い主さんのことが好きという思いがあるためです。

愛猫がお風呂に付いてくるのは、どのような理由があるのか調べてみてはいかがでしょうか。