激甚災害に指定 愛知・三河地方を襲った6月の大雨被害

今年6月、愛知県三河地方を襲った大雨被害について、国は激甚災害に指定することを決めました。

今年6月、記録的な大雨に見舞われた三河地方では、住宅の全壊や床上・床下浸水などの被害が相次ぎました。

農業や水産の被害総額は、77億1013万円にのぼります。

岸田首相は7月、福岡県の大雨被害現場を視察した際、激甚災害指定の方針を示していましたが、25日の閣議で、三河地方を襲った大雨を含む今年の梅雨の時期に各地で起きた大雨被害について、全国一律で激甚災害に指定することを決定。

これにより、道路や農地の災害復旧に対する国庫の補助率が1割から2割ほど引き上げられ、復旧支援が進められます。

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