オリオールズ アダム・ジョーンズの引退セレモニーを来月開催へ

アダム・ジョーンズは2019年を最後にMLBの舞台でプレーしていないが、日本時間9月16日にオリオール・パーク・アット・カムデンヤーズで引退セレモニーが開催され、オリオールズの一員として正式に現役引退することになった。ジョーンズはMLBでプレーした14シーズンのうち、11シーズンをオリオールズでプレー。2020年からの2シーズンは日本プロ野球のオリックスバファローズに在籍し、2021年には1996年以来25年ぶりとなるリーグ優勝に貢献した。

現在38歳のジョーンズは2003年ドラフト全体37巡目指名でマリナーズに入団し、2006年にメジャーデビュー。2008年2月にエリック・ベダードとの1対5のトレードでオリオールズに移籍すると、センターのレギュラーに定着し、翌2009年にはオールスター・ゲーム初選出、初のゴールドグラブ賞にも輝いた。

オリオールズに在籍した11シーズンで5度のオールスター・ゲーム選出を果たし、ゴールドグラブ賞も4度受賞。2012年、2014年、2016年と3度のプレーオフ進出にも貢献した。1613試合出場、1781安打、263本塁打、305二塁打、866打点、875打点など多くの部門でオリオールズの歴代トップ10に名を連ねている。

2013年と2017年にはアメリカ代表の一員としてワールド・ベースボール・クラシックにも出場。2017年のドミニカ共和国代表との試合では、当時オリオールズのチームメイトだったマニー・マチャドの大飛球を好捕するホームランキャッチを見せ、このシーンは大会史上屈指の好プレーとして現在まで語り継がれている。

2018年シーズン終了後にオリオールズからFAとなり、1年契約でダイヤモンドバックスに加入。2020年からの2シーズンはオリックスでプレーした。メジャーでは14シーズンで通算1823試合に出場し、1939安打、打率.277、282本塁打、945打点、97盗塁、OPS.771をマーク。日本では2シーズンで114安打、16本塁打、66打点、1盗塁を記録し、日米通算2000安打&1000打点を達成している。

The post オリオールズ アダム・ジョーンズの引退セレモニーを来月開催へ first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.