元オリックスのアダム・ジョーンズの現役引退をオリオールズが発表

写真:現役引退を表明したジョーンズ

主にオリオールズで活躍し、晩年は日本のプロ野球オリックスでもプレーしたアダム・ジョーンズ(38)が、オリオールズの選手として正式に現役引退することが決まった。日本時間8月25日、オリオールズが球団公式X(旧Twitter)において動画で発表した。詳細は不明だが、引退セレモニーは日本時間9月16日に行われるようだ。

ジョーンズは2003年にマリナーズからドラフト指名されプロ入りし、2006年にメジャーデビュー。2008年にトレードで移籍してから11年間にわたりオリオールズ、そしてMLBラストシーズンとなった2019年はダイヤモンドバックスでプレーした。4年連続含む5度のオールスター選出、3度のゴールドグラブ賞獲得など、外野手として攻守両面で活躍していたが、2019年オフにオリックスとの契約に合意。

来日1年目には日米通算2000安打を達成し、2年目の2021年にはヤクルトとの日本シリーズ第5戦の9回表に代打決勝本塁打を放つなど要所で活躍。オリックス退団後にはそのホームランが自身最後の一振りになるかもしれないと引退の可能性を示唆していたが、正式な引退表明はしていなかった。

MLB、日本プロ野球の通算成績は以下のとおり。

MLB通算成績:1823試合、打率.277、282本塁打、945打点、OPS.771
日本プロ野球通算成績:159試合、打率.250、16本塁打、66打点、OPS.724

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