B1長崎ヴェルカ新体制発表 スローガンは「THIS IS 〝VELCA〟」

「昨年以上のヴェルカスタイルで旋風を巻き起こしたい」と意気込みを語る前田監督(中央)=ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート

 10月に開幕するバスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の2023~24年シーズンに挑む長崎ヴェルカは25日、長崎市内で新体制発表会を開き、選手、スタッフらが国内最高峰の舞台へ決意を新たにした。
 ヴェルカは21~22年シーズンにB3から参戦。圧倒的な強さで頂点に立つと、昨季もB2で2位に入り、最短の2シーズンでB1に昇格した。
 この日は新加入5人を含めた選手11人と就任2年目の前田健滋朗監督らスタッフが出席。今季のチームスローガンを「THIS IS “VELCA”(ディスイズヴェルカ)」と発表し、前田監督は「3年目のチームでまだ認知度がない。どんなバスケットをするのか日本中に知らしめたい」と意気込んだ。
 フォワードの森川正明と荒谷裕秀、ジャレル・ブラントリー、ニック・パーキンズ、チャン・ミンククの新加入選手も1人ずつあいさつ。B1横浜BCから移籍した森川は「初のB1というクラブの新たな歴史を自分もつくれることに感謝。自分のスタイルを最大限発揮したい」と述べた。
 23日に選手12人全員が合流。今後、9月16日のB1三河とのプレシーズンマッチ、22日からの天皇杯2次ラウンドなどを経て、10月8、9日に長崎市の県立総合体育館で千葉Jとの開幕戦に臨む。前田監督は「昨年以上のヴェルカスタイルで旋風を巻き起こす。(リーグ戦60試合で)30勝という数字を一つのターゲットにして開幕までにチームの質を高めていきたい」と宣言した。

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