JR宇都宮駅西口活性化へ 大学生が地域住民と企業と協力しイベント開催

 LRT・ライトラインの開業でにぎわいが予想されるJR宇都宮駅東口との相乗効果で、駅西口の活性化を図ろうと、市内の大学生が手がけたイベントが25日から開かれています。

 JR宇都宮駅西口の活性化を目指すイベント「ペデフェス!」は、駅のペデストリアンデッキで去年(2022年)初めて開催し、今回で3回目です。

 イベントは現代都市の課題などについて学ぶ、宇都宮共和大学シティライフ学部の学生が、地域の住民や企業と協力して企画しました。

 会場ではLRTの開業を記念して、地元の学童保育に通う子どもたちの絵をプリントした宮染めが頭上でたなびくほか、LRTのシールアートが展示されています。

 さらに今回の目玉は、LRTをイメージした駅弁です。学生たちが駅弁の製造・販売を行う企業などと連携して制作にあたり、県産の食材も使われています。

 そのほかにも栃木のクラフトビールや地酒なども販売していて、来場者はビールを片手に路上ライブを鑑賞するなど、イベントを満喫していました。

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