長崎県五島市富江町の干潟ではこの時期、チゴガニの群れが白っぽいハサミを何度も上げ下げする、かわいらしい「ダンス」を繰り広げている。
甲羅の幅が1センチほどの大きさ。この動きは「ウェービング」と呼ばれ、雄が雌に求愛したり、縄張りを守ったりするために行うとされている。夏の繁殖期によく見られるという。
潮が引くと次々と巣穴から出てきて“踊り”を披露。この夏の猛暑にもめげず、“恋愛成就”のため、きょうもハサミを振り続ける。
暑さに負けず恋活! 長崎・五島のチゴガニ 干潟で繰り広げるダンス
- Published
- 2023/08/26 12:01 (JST)
- Updated
- 2023/08/26 12:59 (JST)
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