台湾周辺に中国軍32機 北東部での活動も

 【台北共同】台湾国防部(国防省)は26日、中国の軍用機延べ32機が同日午前6時(日本時間同7時)までの24時間に台湾周辺で活動したと発表した。うち20機が台湾海峡の暗黙の「休戦ライン」である中間線を越えたり、台湾の防空識別圏の南西や南東、北東部に進入したりした。日本の南西諸島に近い北東部での活動は珍しい。軍艦9隻の活動も確認された。

 台湾国防部によると、偵察・攻撃型無人機「TB001」と大型無人機「BZK005」が台湾北東と南東の間を往復。また対潜哨戒機が南西から南東へ回り込むように飛行した。ほかに戦闘機「殲10」や戦闘爆撃機「殲轟7」なども台湾周辺で活動した。

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