マリナーズがロイヤルズ3連戦の初戦を制す 地区首位タイに浮上

【ロイヤルズ5-7マリナーズ】@T-モバイル・パーク

ホワイトソックス3連戦の最終戦に敗れて8連勝がストップしたマリナーズは、移動日を1日挟んで今日から本拠地でロイヤルズ3連戦がスタート。その初戦に7対5で勝利し、8連敗中のレンジャーズと並んでア・リーグ西地区の首位タイに浮上した。マリナーズ2番手のアイザイア・キャンベルが4勝目(0敗)をマークし、7番手のアンドレス・ムニョスは9セーブ目を記録。ロイヤルズ先発のブレイディ・シンガーは10敗目(8勝)となった。

マリナーズは初回にJ・P・クロフォードの11号先頭打者アーチとカル・ローリーのタイムリーで幸先よく2点を先制。2回表にネルソン・ベラスケスとカイル・イズベルのタイムリーなどで3点を失い、逆転を許したものの、4回裏二死満塁の場面でエウヘニオ・スアレスがレフトへの2点タイムリーを放ち、4対3とリードを奪った。

5回裏にはジョシュ・ロハスのタイムリーなどで2点を追加し、6対3と3点をリードする展開に。7回表にイズベルの5号2ランで1点差に詰め寄られたが、4回裏に逆転打を放ったスアレスが8回裏にも貴重な追加点となるタイムリー二塁打を放ち、2点リードの最終回は7番手のムニョスがピンチを招きながらも締めくくった。

トレード・デッドラインでクローザーのポール・シーウォルドを放出し、「売り手」と呼ばれることもあったマリナーズだが、あのトレードはあくまでも戦力のバランスを向上させるための手段。実際、シーウォルドとのトレードで手に入れたドミニク・キャンゾーンやロハスは地味ながらも堅実な働きぶりでチームの快進撃に貢献している。

8月はこれで17勝5敗。ついに首位レンジャーズをとらえ、2001年以来22年ぶりとなる地区優勝が現実味を帯び始めてきた。

The post マリナーズがロイヤルズ3連戦の初戦を制す 地区首位タイに浮上 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.