使えなくなった乾電池、どう捨てればいい?やってはいけない捨て方と正しい処理とは?

使えなくなった乾電池、ため込んで家にたくさん!

使えなくなった乾電池、どう処理すべきかわからないまま戸棚の奥にため込んでいてたくさんある!どうやって処理していいかわからない乾電池をため込んでいても、よいことはありません。しかし、やってはいけない捨て方をするのはNGなので注意しましょう。

使えなくなった乾電池に対して、やってはいけない捨て方

使えなくなった乾電池にしてはいけない捨て方とは、以下のものがあります。

1.可燃ごみの中に紛れ込ませる

可燃ごみの中に乾電池を紛れ込ませてしまうと、熱が加わったときに内部が膨張して爆発する恐れがあります。

  • 清掃員がけがをする
  • 近隣住民に迷惑がかかる

自分に直接的な影響があるわけではないので構わないと思っている人もいるかもしれませんが、その軽率な行動で周囲の人の身に危険が降りかかる可能性があることを知っておくべきです。

2.自宅で分解する

使い終わった乾電池は安全だろうと思い込み、実験をする気分で自宅で分解してしまうのは危険です。

  • やけどを負う
  • 乾電池が爆発する恐れがある

場合によっては、大けがを負ってしまう恐れがあります。爆発したものが目に入るなどの、取り返しがつかない事態を招くことも考えられるので、乾電池の分解は行うべきではありません。

3.庭の土に埋める

どうやって捨てればいいかわからない乾電池を、土に埋めて自然に返そうとするのはNG!乾電池内に含まれている有害物質が土に流れだしてしまう恐れがあります。有害物質が流れ出てしまうと、環境破壊につながります。周辺で暮らす動植物に、悪影響を及ぼす行動です。

4.金属と一緒に捨てる

金属と乾電池を一緒に不燃ごみ処理してしまうと、電池の先端にある端子に金属が触れて以下のようなことが起きやすくなります。

  • 電流が流れてショートする
  • 電池の破裂
  • 火花が出て、発火の原因につながる

金属片とは、イヤリングやカギなどが最も身近にあるものです。このほかにも、子どものおもちゃなど注意すべきものはたくさんあります。

5.絶縁処理しないまま不燃ごみに出す

乾電池を、絶縁処理しないまま不燃ごみに出してしまうのはNG!うっかり金属片と接触してしまうと、金属と接触したときに起きるような危険なことが起きてしまうかもしれません。

使えなくなった乾電池の正しい処理方法

使えなくなった乾電池の正しい処理の仕方は、以下の通りです。

  • どのタイプの乾電池も、必ず絶縁処理を行う…セロハンテープやガムテープで端子部分をふさぐ
  • 自治体に指示に従い、不燃ごみとして処理する

住んでいる地域によって、乾電池の処理の仕方は異なります。市役所などに問い合わせを行い、適切な方法で乾電池を処理しましょう。

まとめ

乾電池の処理方法は、自治内によって異なります。引っ越しなどで住む場所が変わったときは、早めに問い合わせをしておくと安心です。

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