中国経済の減速がタイに悪影響か

商務省貿易政策戦略室(TPSO)によれば、中国経済の減速により、タイの観光業、タイから中国への化学品・プラスチックペレット輸出が影響を受ける見通しだ。プンポンTPSO室長は、「中国経済については不動産バブル崩壊が大きな懸念材料で、これが新型コロナの制限措置解除に伴う経済回復を妨げている」と指摘する。コロナ禍前の2019年には1110万人の中国人観光客がタイを訪れたが、今年上半期(1~6月)の訪タイ中国人数はわずか140万人にとどまっている。(『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com)

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