岡山県産果物 台北に売り込み 現地百貨店で知事ら試食品配る

台北市内で買い物客に試食用のブドウを配る伊原木知事(中央)

 観光プロモーションのため台湾を訪れている岡山県の訪問団は26日、台北市内の百貨店で県産果物のPR活動を行い、伊原木隆太知事らがブドウと桃を売り込んだ。

 伊原木知事と小倉弘行県議会議長、JA全農おかやまの伍賀弘県本部長らが百貨店「遠東SOGO」を訪ね、県産果物の特設ブースで「岡山のブドウと桃は日本でとても評価が高い」「今回一番おいしいものを持ってきた」とアピール。買い物客らにシャインマスカットとピオーネが入った試食用の300袋を配った。

 日本を5回訪れたことがあるという廖麗琴さん(55)は「岡山の果物は台湾でも高級品として知られ、特にシャインマスカットが甘くて大好き。今度日本に行くときは岡山も訪ねてみたい」と話した。26日は台北市内のスーパーでも県産果物をPRした。

 訪問団は24日から台湾を訪れており、27日に帰国する予定。伊原木知事は28日も現地に滞在し、中国地方5県の観光プロモーションに参加する。

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