巨人、投手陣が11四死球 原監督「何と表現していいか…」

7回、鈴木康(32)に降板を告げた巨人・原監督=東京ドーム

 26日の阪神戦で計11四死球と荒れた投手陣に、巨人の原監督は「何という言葉で表現していいか分からないね」と頭をかいた。微妙な判定に泣かされた部分もあるが、走者をためては痛打を浴びる悪循環で9失点。2連敗で勝率5割に逆戻りした。

 四球がことごとく失点につながった。3―2の五回無死一、二塁で登板した船迫は連続三振で2死までこぎ着けたが、四球で満塁として木浪に逆転打を浴びた。七回は鈴木康が2四球などで招いたピンチで木浪に満塁本塁打を打たれた。2死から継投した今村も四球の直後に適時打を許している。

 阪神戦は5連敗。「詰めの甘さはある。もう一踏ん張りというところ」と投手に奮起を促した。

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