「心の古里」応援13年 口蹄疫機に寄付携え本県通う

口蹄疫を機に13年間本県支援を続ける峯村広之さん(右)=川南町子育て支援センター「こどみん」

 2010年の口蹄疫発生を機に丸13年間、寄付金や絵本を携えて度々、関東から本県を訪ねている男性がいる。千葉県松戸市の自動車教習所指導員・峯村広之さん(57)。口蹄疫の激震地となった川南町の子育て支援センターに贈った絵本は今月、101冊目となった。「生産者が日夜、伝染病を予防している結果としておいしい肉が食べられる。宮崎県は常に畜産の全国トップであってほしい」と産地を思い続ける。

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